2018-07-20

魅惑の町、ジャフナに行ってきました -その①-

アーユボーワン!!!

ネイチャー・エクスプローラー・ランカの坂本です。

夏ですね~
日本では猛暑日が続く、などとよくネットニュースで見ますねが、
皆さんぐったりされているのではないでしょうか。
個人的な感想になるかもしれませんが、スリランカはカラっとしている暑さなので
体感温度は日本にいるよりも低いのかなと。。。

今回は暑い国スリランカの中でもさらに暑い場所、
最北の町、ジャフナ!についてご紹介です!

西遊旅行提供 MAP

これからの時期は40度越えも普通?なジャフナ。
弊社のガイドや知人のスリランカ人は口をそろえて
「砂漠」と呼んでいるエリアです。

7月の某日、わくわくどきどきしながら朝4:30に事務所を出発。。。
ジャフナまでの移動時間は8時間ほどかかる、
といわれていたのでかなり気合を入れました!

途中にティータイムやパン屋さんでの朝食タイムもはさみつつ・・・
(助手席の私はほぼずっと爆睡でしたが)

たどり着いたのが【エレファント・パス】!!
ジャフナ半島とスリランカ本島を結ぶ、幹線道路A9です。

線路とラグーン

この写真を撮影した後、リアルに列車にひかれそうになりました・・・
あわてすぎて列車を撮影した写真はブレブレでしたが、
列車で見るこの景色はまた一層、きれいなのだろうな~としみじみ。

本当にとっても素敵なそらの青、ジャフナラグーンの青と線路!

線路と道路が1本あるのみ。
なんとも素敵な景色です。


結局、ジャフナ市内に到着したのは11時を過ぎた時です。
移動はやっぱり長いです!

どこか雰囲気の違う町並み・・・?

ジャフナまでの移動手段の一つ、列車。
今回は車で移動していますが、ジャフナへはコロンボから寝台列車なども通っています。


ジャフナの駅 カウンター
1日の列車本数が多くないせいか・・・
とってもがらがら。笑

特別に記念写真だけ撮影しに駅構内へ
お気付きの方もいらっしゃるかと。
そうです、この地域は南インドをルーツとするタミル人が多いので
おのずとタミル語表記が多くなります。

言葉も全然違うので、ガイドも少々手間取っていました。。。

ジャフナ市内の観光スポットといえば、地図上でもひときわ目立つ、
星型のジャフナ・フォート。

地上からでは星型が見えず・・・

ポルトガルの植民地政策が始まった頃に築かれた砦。
スリランカで最も頑丈ともいわれています。

一番右の禁止事項・・・
今では地元の人のデートスポットのひとつになっているみたいですね。
ジャフナ・フォートの中は瓦礫の山が・・・
16世紀に植民地化となった頃の面影がうかがえます。

瓦礫がたくさん。時の流れを感じます

ジャフナ市内観光スポット、ジャフナ図書館。

放火された後、再建されました

内戦の間に放火され、タミル語で書かれた基調な書籍が
大量に失われてしまったそうです。

内戦が終結してまもなく10年。
この地域には国内旅行客やフィールドトリップ(修学旅行?)として
訪れる学生も増えてきたジャフナ。
最初は東京と大阪くらいの差か、と思っていましたが、
言葉だけでなく文字、祖先も違うのでまったく違いますね。。。

みんな、どんなことを感じるのか、興味深いです。

ジャフナの話、その②へ続きます!!!


Text and Photo by Reina Sakamoto