ネイチャー・エクスプローラー・ランカの坂本です。
夏ですね~
日本では猛暑日が続く、などとよくネットニュースで見ますねが、
皆さんぐったりされているのではないでしょうか。
個人的な感想になるかもしれませんが、スリランカはカラっとしている暑さなので
体感温度は日本にいるよりも低いのかなと。。。
今回は暑い国スリランカの中でもさらに暑い場所、
最北の町、ジャフナ!についてご紹介です!
西遊旅行提供 MAP |
これからの時期は40度越えも普通?なジャフナ。
弊社のガイドや知人のスリランカ人は口をそろえて
「砂漠」と呼んでいるエリアです。
7月の某日、わくわくどきどきしながら朝4:30に事務所を出発。。。
ジャフナまでの移動時間は8時間ほどかかる、
といわれていたのでかなり気合を入れました!
途中にティータイムやパン屋さんでの朝食タイムもはさみつつ・・・
(助手席の私はほぼずっと爆睡でしたが)
たどり着いたのが【エレファント・パス】!!
ジャフナ半島とスリランカ本島を結ぶ、幹線道路A9です。
線路とラグーン |
この写真を撮影した後、リアルに列車にひかれそうになりました・・・
あわてすぎて列車を撮影した写真はブレブレでしたが、
列車で見るこの景色はまた一層、きれいなのだろうな~としみじみ。
本当にとっても素敵なそらの青、ジャフナラグーンの青と線路! |
線路と道路が1本あるのみ。
なんとも素敵な景色です。
結局、ジャフナ市内に到着したのは11時を過ぎた時です。
移動はやっぱり長いです!
どこか雰囲気の違う町並み・・・? |
ジャフナまでの移動手段の一つ、列車。
今回は車で移動していますが、ジャフナへはコロンボから寝台列車なども通っています。
ジャフナの駅 カウンター |
とってもがらがら。笑
特別に記念写真だけ撮影しに駅構内へ |
そうです、この地域は南インドをルーツとするタミル人が多いので
おのずとタミル語表記が多くなります。
言葉も全然違うので、ガイドも少々手間取っていました。。。
ジャフナ市内の観光スポットといえば、地図上でもひときわ目立つ、
星型のジャフナ・フォート。
地上からでは星型が見えず・・・ |
ポルトガルの植民地政策が始まった頃に築かれた砦。
スリランカで最も頑丈ともいわれています。
一番右の禁止事項・・・ |
ジャフナ・フォートの中は瓦礫の山が・・・
16世紀に植民地化となった頃の面影がうかがえます。
瓦礫がたくさん。時の流れを感じます |
ジャフナ市内観光スポット、ジャフナ図書館。
放火された後、再建されました |
内戦の間に放火され、タミル語で書かれた基調な書籍が
大量に失われてしまったそうです。
内戦が終結してまもなく10年。
この地域には国内旅行客やフィールドトリップ(修学旅行?)として
訪れる学生も増えてきたジャフナ。
最初は東京と大阪くらいの差か、と思っていましたが、
言葉だけでなく文字、祖先も違うのでまったく違いますね。。。
みんな、どんなことを感じるのか、興味深いです。
ジャフナの話、その②へ続きます!!!
Text and Photo by Reina Sakamoto