2018-07-25

最北の地、ジャフナに行ってきました -その②-

アーユボワーン!!!

ネイチャー・エクスプローラー・ランカの坂本です。

前回に引き続き、本日もジャフナについて
ご紹介させていただきます!!

ジャフナ!といえばやっぱりここ↓↓↓

美しい金色に輝いていました

ジャフナのシンボル的なヒンドゥー寺院、
「ナッルール・カンダスワミ寺院」。
8月のキャンディで行なわれるペラヘラ祭りのような盛り上がりを見せる、
大規模なお祭りで有名な寺院です。

私は時期がら、なかなか事務所を離れられず・・・
まだ1度もお祭りに行くことができていませんが、だいぶ、盛り上がるようです。
26日間ですからね!
ちなみに、今年は8月16日から9月11日までのようです。

仏教徒が多いスリランカですが、ここジャフナは
南インドからの移住者を祖先にもつ、タミル人が多く暮らし、
信仰している宗教もヒンドゥー教が多いです。
(ちなみに!仏教を信仰している多くのスリランカ人はシンハラ人です)

そのため、いたるところでヒンドゥー文化を感じることができます。

ヒンドゥー教寺院のゴープラム(塔門)

壁で囲まれた、インドでよく知られているドラヴィダ様式の
ヒンドゥー教寺院に用いられるゴープラム。

南インドのミナークシ寺院などが有名ですよね。
かなり色とりどり、神様もたくさんいます!

ここからも南インドの文化を感じることができます。

マヴィッダプラム・カンダスワミ寺院

こちらの寺院は7世紀に建てられ、
ポルトガルにより17世紀に一度破壊されていますが、
その後に再建され、現在の姿になりました。

内戦の時には幸いにも被害をあまり受けなかったみたいです。

運転中にみかけたヒンドゥー寺院

本当に、運転中にぼけーとしているとぱっとカラフルな寺院が!
日本人にとって、宗教ってやっぱりどこか遠い存在なので、
ヒンドゥー教のようにたくさんの神様がいて、それぞれの神様に神話があって、、
お祈りに来る地元の方々がいて。

とても興味深いです。

建設中のヒンドゥー寺院、こうやってつくられるのですね。。。

交差点にはおっきなハヌマーンがいました!!
インド二大叙事詩の一つ【ラーマヤーナ】に登場し、大活躍する神様です。
この神話はどこかまた別の機会でご紹介しますね!
面白いですよ!!

猿の神様、ハヌマーン
ヒンドゥー文化は寺院だけでなく、各家庭でも見受けられます。
家庭の玄関ではナンディーが。

玄関先にいるナンディー

ナンディーって、何でぃ?(笑)

ヒンドゥー教の3大神のひとり、シヴァ神の乗り物といわれています。
ほかの家庭でもちらちら見ました。

まるでスリランカではなく、南インドに来ているよう・・・
新鮮です!


次回はジャフナの話、最終回!!!
お楽しみに~


Text and Photo by Reina Sakamoto