2015-10-26

岬の突端に建つ白亜のコロニアル建築「マウント・ラヴィニア・ホテル」



歴史あるコロニアルホテルで、最高のスリランカ料理を堪能


コロンボから南に車で約20分ほど行くと
マウント・ラヴィニアというリゾート地に着きます。
そこに白亜のリゾートホテル「マウント・ラヴィニア・ホテル」があります。
イギリス植民地時代から続くホテルであり
随所に当時の面影を残していてクラシカルな雰囲気です。

写真:http://www.mountlaviniahotel.com
また、地元のグルメ御用達ホテルとしても有名です。
彼らのお目当てはホテル内の「ガバナーズ・レストラン」のスリランカ料理です。
ここの料理長パビルス氏が腕をふるう料理は絶品です!
パビルス氏は自身の料理番組を持っていたり
レシピ本を出版していて、スリランカで最も有名なシェフと言われています。
レストランだけの利用も可能なので、お食事だけでもオススメです。


写真:http://www.mountlaviniahotel.com


写真:http://www.mountlaviniahotel.com
マウント・ラヴィニアの名前の由来には
当時のイギリス人総督とスリランカ人の踊り子が
この地で密会していたという
恋物語が語り継がれているそうです。
そのため、ホテルのアメニティグッズには
二人のイラストが描かれています。



夜のマウント・ラヴィニア・ホテルは
客室から見える海から打ち寄せる波の音が聞こえ、ロマンチックな雰囲気です。
プライベートビーチのバーでゆっくりお酒を飲みながら
二人が密かに落ち合っていたことに想いを馳せることもできます。

写真:http://www.mountlaviniahotel.com
ココスパというバリスタイルのスパもあります。
バリ島出身のセラピストにマッサージしてもらえれば、旅で疲れた体も癒されます。



海沿いを走るマウント・ラヴィニアまでの鉄道の旅


ホテルは鉄道の駅マウント・ラヴィニア駅からも近いです。
そこでお勧めしたいのが列車で行くマウント・ラヴィニアです。
スリランカでの列車の旅は利便性に欠けるのですが
車の渋滞に巻き込まれなくてすみますし、何より景色がとても良いのです。
コロンボ〜マウント・ラヴィニアまでの約12キロの道中の車窓からは
砂浜の近くを走り、インド洋に浮かぶ船が見え
南国スリランカならではの美しい風景が味わえます。

マウント・ラヴィニアは都会の喧噪に疲れたら
少し足を伸ばして一息つくのに最適な場所です。

マウント・ラヴィニア・ホテル
http://www.mountlaviniahotel.com


text by Ayana Alles