ネイチャーエクスプローラーランカのカナルです。
この時期はシギリヤ方面ヘ行かれる方が多く見られます。特に、シギリヤで数泊し、ミンネリヤ国立公園にてジャングルサファリする方は多いです。
シギリヤ方面へ行く際に人気のダンブッラヘ立ち寄ることもとても人気ですね。
本日は、そのダンブッラの歩き方を紹介させていただければと思います。
コロンボから約4時間の運転距離、シギリヤから約30分にダンブッラがあります。
ダンブッラといえば、Golden Templeのイメージがある様ですが、少々階段を上がったら石窟寺院のご見学ができます。
その石窟はスリランカの歴史にとても重要なものであり、本日すべての5つ石窟寺院を紹介させていただきます。
入り口から見えるダンブッラ石窟寺院の外観 |
石窟のある場所は少々階段を上がっていく必要があります。
駐車場から階段上がったらすぐにカウンターがありまして、そこでまず入場料を払います。(現時点にてダンブッラの入場料,1名様10USドル)
その後、途中から見える美しい森と遠方に見える山などの景色楽しみながら約20分ごろ階段を上りますと、石窟寺院の入り口に着きます。
寺院の中は土足禁止ですので、入り口付近にて靴などを預けてください。
その後、初めて石窟寺院の方へ進みます。
ダンブッラにある石窟寺院は主に5窟に分かれています。そこで、12世紀に造られた石窟もあれば、1900年代に造られたものもあります。
下記にて各寺院について短く説明いたします。
第1石窟(Deva Raja Viharaya)
入口から入ったら直ぐにありますのは、第1石窟です。Deva Raja Viharayaと言われる石窟はサンスクリット語のデヴァ(神様)とラジャ(王様)から成り立ち、仏教徒であり、仏陀の学生でもあったサッカ(Sakka)王が最終的に作った石窟だと信じられています。石窟の中に長さ15mの寝釈迦の仏像があります。仏陀のParinirvana(入滅)の姿を表すこの仏像は自然の石を刻み造られており、とても感動的です。
石窟の中は仏陀にとても好かれていたと言われているアナンダ(Ananda)の仏像は足元当りに見えます。また、仏陀の座っている姿も見えます。
また、石窟内にヒンドゥー教の最大神の一人と言われているビスヌ神の小さいお寺もあります。このお寺は通常閉まっておりますが、外からいることが出来ます。
第1石窟寺院の中にある寝釈迦像 |
寝釈迦の足元に見えるアナンダの姿 |
第2石窟はMaharaja石窟であり、偉大な王という意味です。Valagamba ともいわれる当時のアヌラダプーラの王Vattagamani Abhayaによりこの石窟が作られたと言われています。
ダンブッラにある石窟の中で一番大きい石窟の中は50個以上の仏像があり、その中でも入口付近のAbhaya Mudra (アバヤムドゥラ:平和にある様な手の形している姿)が印象的です。また、屋根には仏陀の生涯を含むたくさんの絵が描いてあり、所々はスリランカの歴史に関する絵も見えます。拡大な屋根のスペースを少しも残さずペインティングされているのは印象的です。
第2石窟寺院の中にあるValagambaの仏像
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18世紀まで収納室として使われたと言われるこの石窟は第2石窟寺院とは石工壁で分けられています。18世紀に当日キャンディの王Kirti Shree Rajasingheによりお寺に変えられた言われており、その歴史通りに石窟寺院の名前も“新しい寺院”という意味があります。
この寺院は約50体の像があり、入り口に面した仏陀の大きい象が印象的です。
第3石窟の中に見える仏像一覧 |