2019-04-05

期限限定コース【ペラヘラ祭り】の予約が開始しました

アーユボワーン!!
ネイチャーエクスプローラーランカのカナルです。

ゴールデンウィークのご旅行にて出発の準備されている方は多くいらっしゃると思います。
本日は、今年8月にスリランカにて行われる【ペラヘラ祭り】を紹介させていただきます。
ペラヘラ祭りのダンサーたち
弊社でも、【ペラヘラ祭り】の観覧チケットを含めたツアーをご案内しておりますので、
下記ご参照ください。
スリランカ最大のお祭り「ペラヘラ祭り」

ペラヘラ祭りはスリランカでも最も古い祭りの一つ、最も規模が大きい祭りです。
キャンディで行われるこのお祭りには、ダンサー、音楽家、火吹きする人々の他、
煌びやかに飾られているタスカー象がたくさん見えます。
鮮やかな衣装と電飾を身にまといます。
ペラヘラ祭りは、エサラの日に行われます。
エサラは仏陀が悟りを開いてから初めて仏説した日を記念にした日であり、
スリランカのカレンダーにより、西暦の7月か8月に当たります。
今年は、8月5から15日になっています。
キャンディのペラヘラ祭りは【キャンディ エサラ ペラヘラ】と言われているところも多いです。
シンハラ語で【ペラヘラ】とは、音楽家、ダンサー、歌手、アクロバットを含む様々なパフォーマンスとタスカー象を含む象のパレードのことです。

ペラヘラ祭りは、スリランカの仏歯とその親になる4神ヘ感謝の気持ちを掲げる為に行われます。
その4神は、【ヴィシュヌ、Vishnu】、【ナーザ、Natha】,【カタラガマ、Kataragama】と【パッティニ女神、Goddess Pattini】です。
ペラヘラ祭りには、通常仏歯寺の中に置かれている仏歯を特別な舎利容器に入れ、豪華に飾られている象に載せて、その像をパレードの一部としてキャンディ街を回ります。
電飾でピカピカに飾られている象
4世紀にインドからプリンスダンタハ(Prince Dantaha) とプルンセスヘママラ(Princess Hemamala) が仏歯を持ってスリランカに来たと言われています。
その当時のキャンディの王、クリートシリメガワンナ( Kirthisiri Meghawanna)の命令を受け、仏歯を毎年一度街を巡回歴史があります。
その後は、スリランカの王達は常に仏歯を街に巡回させ、ペラヘラ祭りが続けて来ました。

仏歯を持っている象(真ん中)をパレードに参加の象たち
スリランカの戦国時代にスリランカの首都が度々変われ、アヌラダプーラ、キャンディ、ポロンナルワなど様々なところに仏歯寺が作られましたが、首都がキャンディになった後は、仏歯寺が変更されず、ペラヘラ祭りもキャンディに続けてられて来ました。
火吹き、太鼓叩きのパレード
キャンディのペラヘラ祭りの進行は5回に分けて行われます。
1回目は仏歯寺から始まります。仏歯寺はスリランカ最古の仏教の寺院とも言われています。
その後は、ヒンドゥー教の【ナーザ、Natha】、【ヴィシュヌ、Vishnu】、【カタラガマ、Kataragama】と【パッティニ女神、Goddess Pattini】の順に進行が進みます。
バスの花柄で飾れたタスカー象
現在行われているペラヘラ祭りは18世紀から始まったものです。
それまでは、仏歯は王のものとされ、一般の人々は仏歯寺に入る許可がありませんでした。
スリランカ最後の4王の一人、スリーラジャシンハ(西暦1747~1781) はキャンディに仏歯寺を造り、その他のキャンディで様々なお寺を造りました。
また、一般の人々に仏歯寺へのアクセスを許可し、仏歯をみんなのものにしました。

火吹きを含むパレードの人たち
現在は毎年8月にこのペラヘラ祭りを求めて世界中から大勢の観光客がキャンディに来ます。
そして、弊社でもこの祭りの見学をメインとしたコースを案内しており、毎年多くの方々にお申込みいただいております。
ペラヘラ祭りをスリランカの方々とお楽しみいただき、かつシギリヤ・ロックやダンブッラの石窟寺院など定番の観光地も訪問する下記のコースはいかがでしょうか。
また、鑑賞のチケットのみの手配も行っております。

スリランカ最大のお祭り「ペラヘラ祭り」

お問合せをお待ちしております。
どうぞ、よろしくお願い致します。

Text by Sanjib Raj Khanal
Photo by Saiyu Travel