2019-08-15

コロンボから11km! 仏陀が訪れた聖地、キャラニヤ

アーユボワーン!!
ネイチャー・エクスプローラー・ランカの坂本です。

突然ですが皆様は仏陀が3度スリランカへ訪れたことをご存知でしたか?

一度目の訪問は、スリランカ中央部より少し東にあるマヒヤンガナという村。
それは仏陀が悟りを開かれてから9ヶ月後と言われています。

二度目の訪問は、悟りを開かれてから5年後。北部のジャフナ半島にある
ナーガディーパ島を訪れました。
全長は10kmほどの小さな島ですが、当時宝石がちりばめられた玉座をめぐり
争いが起こっていました。
仏陀はこの争いを止め、玉座を譲られますが断り、ストゥーパに奉ったそうです。
今でもなお、このストゥーパは残っています。

さて本題のキャラニヤの紹介へ。悟りを開かれてから8年後の三度目の訪問。
キャラニヤを訪問されたのは5月の満月の日でした。
伝説によると、この地で沐浴をし、説教をしたそうです。

現在も美しい寺院の姿がご覧いただけます。

手前:本堂 奥:ダーガバ(仏塔)
男性も女性も、上下白の服装で参拝に来る方が多いです。

中に入ると、あたり一面に壁画が・・・!
そういえば仏歯寺の新堂にも歴史絵がありましたね。

美しく残された壁画
壁画だけでなく、仏像なども出てきて迫力もあります。
天井までびっしり!

壁や天井も壁画・仏像で埋め尽くされています
そして黄金の涅槃物
非常に多くの方が祈りを捧げていました。

黄金の涅槃物
さらに進むとこちらもまたぴかぴか
仏陀の遺灰の一部を祀っているそうです。

タスカーもあります
内側は圧倒されっぱなしでしたが、もちろん外側も美しいです。

ガネーシャも発見しました!
こちらはムーンストーン!
ムーンストーンは入り口から悪魔が入るのを防ぎ、本尊を守るために
仏塔や仏寺の入り口に建てられます。

ムーンストーン:アヌラーダプラ、ポロンナルワのものと異なり動物がほとんど描かれていません
アヌラーダプラやポロンナルワを訪問した後の方はお気付きかもしれませんが、
描かれているものが違います!動物はゾウくらいしか確認できません・・・

ちなみに、アヌラーダプラのムーンストーンには動物が4種類
【ゾウ・牛・ライオン・馬】が描かれていますが、
ポロンナルワのムーンストーンには【牛】が描かれていません
これは、この時代の頃にはすでにインドからヒンドゥー教が伝わり、
神様である牛を外したからだと言われています。

興味深いですよね。。。
文化と宗教が共存するスリランカ。

ちなみに、仏陀はこの三度目の訪問時にはキャラニヤのみならず、
その他13の地を巡ったそうです。
詳しくはまた今度の機会にでも・・・

ぜひコロンボで時間ができた際はキャラニヤ寺院を訪れてみてはいかがでしょうか。
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Text by Reina Sakamoto

2019-08-08

[期間限定]やっと実現!スリランカへビザ無しで行ける!

アーユボワーン!
ネイチャー・エクスプローラー・ランカの坂本です。

嬉しいニュースですね、
そう、スリランカの観光ビザ(ETA)が期間限定ではありますが
このたび、無償化となったのです!

この話は長らく続いており、本来は5月1日から・・・という話でした。

ですが、4月の事件があってから延期となり、
まだかまだかとそわそわしていたところです。

気になる期間は!というと・・・
2019年8月1日 ~ 2020年1月31日 まで!

なんと!年末年始旅行にも対応されちゃっています!
素晴らしいですよね♪

観光ビザ(ETA)は1人あたり35USドル(アライバルの場合は40USドル)と、
決して安くはない金額でしたのでこれはかなりHAPPYなニュースです。

ご家族での旅行等にもおすすめですね。


ちなみに・・・
無料!やったー!何もしなくても良い!
というわけではなく、入国審査時の混雑を避けるため、
出発前に事前申請は行なってください、とのことでした。

公式WEBサイト
http://www.eta.gov.lk/slvisa/

トップページはこんな感じです

今までは、申し込み時にクレジットカードの情報入力が必要でしたが、
無償化の時期はこの入力がスキップされていました。

事前承認が完了すると、登録したメールアドレス宛にメールが届きますので、
このメールをプリントアウトすればOKです!

これでスリランカへ旅行がしやすくなります!!
ぜひ、この機会にスリランカへお越しください。


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Text by Reina Sakamoto

2019-08-05

ついに開始!キャンディが熱くなる、ペラヘラ祭り★

アーユボワーン!!
ネイチャー・エクスプローラー・ランカの坂本です。

いよいよこの時期がやって参りました。
そうです、ペラヘラ祭りです!!
指先まで丁寧なダンス
今年の日にちは8月5日から15日の11日間。
【ペラヘラ】とは【行列】を意味し、キャンディアンダンスをはじめとした
スリランカの様々な伝統舞踊を一度に披露する大パレード!
また、40頭から100頭の着飾った象たちも参加します。

想像以上にぴかぴかです
ペラヘラ祭りがいつから始まったかは定かではありませんが、
仏歯はめぐみの雨をもたらすとされており、
奉納されたアヌラーダプラやポロンナルワは仏歯の神秘的な力により、
雨がもたらされ発展してきたとされています。

ちなみにペラヘラ祭りが雨季が始まる
8月の満月の日(エサラ・ポーヤ)に行われるのは、
この言い伝えから、とされています。

昔のペラヘラ祭りの様子、やっぱり勢いありますねー
引用先:ペラヘラ祭りのコチラのサイト
仏歯は4世紀にスリランカへもたらされたといわれており、
当時の王都アヌラーダプラの礼拝堂に祀られていました。
その後、12世紀に王都がポロンナルワに移ったのとあわせて仏歯も移されます。
この頃には、仏歯には神秘的な力によりめぐみの雨がもたらされ発展するという信仰と、
仏歯をもつ者がシンハラの王位の継承者であるという考えが広まります。

そのため、ポロンナルワの他、仏歯は王都が動くたびに移動し、
最後にキャンディの仏歯寺へと通じていきます。

・・・と、とっても歴史の深いペラヘラ祭り。
仏歯寺の外にある博物館?には長年仏歯を運ぶ大役を任されていた仏歯寺の象、
[ラージャ]の剥製もあります。ぜひ訪れてみてくださいね。
→ ラージャの伝説についてはこちらから!


参考までに、昨年のお祭りの様子をちらり!

スリランカ人は朝からレジャーシートで場所取りです
一大イベントですからそれはそれは、場所取りも力が入りますよね!
みんなランチパック持参で陣取っております。

あ、象さん!これから準備するのかな!
ご安心ください。
弊社では鑑賞チケットを手配しますので席は事前に確約。
朝早くから場所取りする必要もありません。

息の合った?踊り

東北出身の私からすると、どこか青森のねぶた祭りや
岩手のさんさ踊りに似てるかな、と思ったり。

夏祭り、という点も共通していますね。

象さんもとっても迫力ありです
熱気にあふれた会場に炎が加わるとさらにヒートアップ!

キャンディ男子の勇姿をぜひご覧ください!

ペラヘラ鑑賞チケットから、キャンディ訪問ツアーまで
まだまだご案内可能です!ぜひ、お気軽にご連絡ください。

□ペラヘラ特集ページはこちらから□
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Text by Reina Sakamoto