2015-12-16

旅のお供にお勧めのシンハラ語本


スリランカでの公用語はシンハラ語、タミル語です。また英語が広範囲で通じます。
特にシンハラ語は国の約70%のシンハラ人に話されているので
大体の人が理解しています。
なのでシンハラ語の本があれば、スリランカの旅をより楽しむことができるでしょう!
ということで旅のお供におすすめのシンハラ語の本をご紹介いたします。

その前に少しシンハラ語についてふれておきます。
シンハラ語はスリランカだけで話されている言葉なので
日本人にとっては勿論なじみは無いですよね。
文字もこんな感じで丸みを帯びていてかわいらしいけど、どの様に発音するか予想もつかないです。

3歳の息子は既にマスターしており、完全に私はおいていかれております....

しかし実はシンハラ語は日本人にとって非常に親しみやすい言語なのです。
その理由は構造が日本語とよく似ています。
日常会話での口語の仕組みはほとんど同じです。
なので英語のように文を組み立てる際に考える必要がない上に、アクセントに気を配らなくても良いという点もあります。

さて、まず1冊目のお勧めがこちらです。
旅の指さし会話帳56スリランカ 株式会社情報センター出版局
「旅の〜」とタイトルにあるだけに、実に旅行の際に使いやすいようになっています。
挨拶から、乗り物に乗るときや買い物、食事のシーンに合わせて使うシンハラ語が書かれてあります。
シンハラ語も一緒に書かれているのでうまく発音できなかった時に、現地人に本を見せれば、わかってもらえるようになっています。
巻末には日本語→シンハラ語の単語集があります。これが、私には言いたいことがあるときに調べるのに役に立ちました。例えば義母に買い物の時に「何が買いたい?」と聞かれて子供のおもちゃのが欲しかったので「おもちゃ」を調べて答えることができました。

2冊目は「シンハラ語の話し方」です。
シンハラ語の話し方 南船北馬舎


詳しい文字の音や構造から、文の作り方が詳しく書かれています。
これで文字をマスター出来ればバスや電車での移動がしやすくなるはずです。
行き先がほとんどシンハラ語で書かれていますから。
日常会話文例集もあるので、これを使って話せばスリランカ人からも一目置かれることでしょう!

先にも述べました通り英語も通じますが
バスや電車の移動で、レストランやお土産を買うお店で、シンハラ語を話してスリランカ人を笑顔にしてみてはいかがですか。

text by Ayana Alles