2018-09-20

ポロンナルワの見どころ ベスト5!

アーユボワーン!!!

ネイチャー・エクスプローラー・ランカのカナルです。

少し前まではシギリヤヘ行かれる方の中、ミンネリヤ国立公園でサファリする方は多かったです。9月現在の時期はまだまだエレファントギャザリングが見えますが、シギリヤ訪問後、ポロンナルワヘ移動したいと多くの方からお問合せいただいております。

また、ミンネリヤ国立公園でサファリはしたいですが、1日サファリに過ごすのは時間がもったいないとのご意見もいただいております。
そのような方へは朝ポロンナルワを訪問され、その後ミンネリヤ国立公園にてサファリされるように、ご案内しております。

ポロンナルワでどれぐらいの時間が必要ですか。。
中には何が見えますか。。
効率よく回りたいので、ベスト見所を教えてください。。
短時間での観光は可能ですか。。などなど様々なお問合せされる方がいらっしゃいますので、本日はそのポロンナルワのベスト(私からのお勧め)を紹介させていただきます。

ポロンナルワはシギリヤから約60キロ(専用車にて約1時間)、コロンボから北東約220キロ(専用車にて約5時間)の距離に位置します。
今より800年頃前までには経済的にスリランカの中心の街でした。
また、チョーラ王朝時代・シンハラ王朝時代の約3世紀はスリランカの首都の街でもありました。
現在でもその時代の城跡、たくさんのお寺や伝統的な建物がたくさん見えます。
その中で、本日は私からおすすめの5ヶ所を紹介いたします。
拡大なランカティラカ(この中には頭の取れた仏像が見られます)。
1.宮殿跡(The Royal Palace)
こちらはポロンナルワの中でも一番人気なアトラクションかもしれません。ポロンナルワの入り口から入ったら一番近い場所にもありますし、現在の建物がお城だった当時には7階建てであったと言われています。現在は3階建ての壁のみが残っています。当時は50部屋もある建物だった遺跡は現在も3mの厚い壁があり、その高さ(31mと言われます)も現代のように機械などがない時代に造られたものであり魅力的です。
その隣に閣議場があります。閣議場の壁はたくさんの象の彫刻があり、現在まで守られています。閣議場に上がる前に横から見ることができます。また、ここの階段も大きな2つのライオンに守られている門です。閣議場に上がったら王が座るライオンが彫かれている席を始め、当時の首相、大臣、将軍などが座る席があったと言われています。
当時は巨大なお城のイメージができる宮殿跡
2.クワドングル(The Sacred Quadrangle)
宮殿跡の集まりがある場所から北側にポロンナルワの遺跡群が集まっている場所ります。
これは、クワドングルと言われ、ポロンナルワ内でも美しい、魅力的な遺跡が残っています。その中にあるVatadageは大きい円形で、一番目立ちます。4つの入り口があり、中にも東西南北それぞれに向けている仏像が見えます。外側にガードストーン(このダーガバに悪魔が入らないように守るストーンと信じられている)とムーンストーン(人の誕生、高齢、病気、死のサイクルを表すもの:諸説あり)が注目的です。
その他もハタダーゲ(60時間で作られたと言われる当時2階の建物、一時ここに仏歯が置いてあったという人もいます。)、石の本のように見えるガルポタ、7階建てのサトゥマル・プラサーダ、小仏像なども魅力的です。

北口からと取られたワタダーゲ
3.ランコトゥ・ヴィハーラ(Rankot Vihara)
12世紀に造られたと言われているこのダーガバはポロンナルワの中では一番、スリランカの中でも4番目に大きい、55メートルの高さで迫力のあるダーバガです。12世紀に当時のニッサンカ・マーラ王(1187から1196までの王)により作られていると言われています。横にある登録にはこのダバーガを作られた際にニッサンカ・マーラ王が建築時に神様ヘの思いを込めてきちんと作られているかを定期的にチェックしていたと書かれています。スリランカの中にある、ランコトゥ・ヴィハーラより大きい3つ(すべてアヌラダプーラにある)と似ているともいわれていますが、すべてレンガで作られており、魅力的です。

ランコトゥ・ヴィハーラ
4.キリ・ヴィハーラ(Kiri Vihara)
ランコトゥ・ヴィハーラから北側に進みますと、ゴーパラ・パッバタやランカティラカがあり、その北側に真っ白なキリ・ヴィハーラダバーガがみることができます。シンハラ語で、「キリ」とはミルクという意味があります。一時期森の中になくなったと言われているポロンナルワを見つかった時に、キリ・ヴィハーラを確認すると、約700年前に塗られた白色(石灰から作られた色)がそのまま残っているのがわかりました。
こちらはパラークラマ・バーフ(Parakrama Bahu)の女王であったスバドラ(Subadhra)が建てた言われているこのダバーガはポロンナルワの中でも美しく守られたダバーガであります。
白色に塗られたキリ・ヴィハーラ
5ガル・ヴィハーラ
ガル・ヴィハーラはポロンナルワで一番多くの人に訪問される遺跡であり、一枚の石(岩)に彫られた4つの仏像が見ることができ、人気なアトラクションです。
立象はブッダ―の一番人気な学生でもあったアナンダの仏象だと言われることもありますが、すべてが仏像であることが確認されています。ただし、7メートルでもある立象はこの中でも、一番きれいに造られているという人が多いです。ハスの台座にある立象の顔が悲しそうに見えます。目が半分閉じているように見えるこの姿はとても珍しいです。
寝姿に見える14メートルの仏像はブッダ―がニルヴァーナに入る際の仏像であり、スリランカの中でも多くの場所に見られる姿です。
また、人工的に造られた洞窟のような場所の中にインドやスリランカでもたくさん見える仏陀―の姿が見えています。

仏像が並ぶガル・ヴィハーラ
以上、ポロンナルワヘ行かれる方ヘ私からのお勧めの5ヶ所をご案内させていただきました。
ポロンナルワは広い観光地ですので、こちらに紹介していない場所もたくさんございますので、ご興味のある方は1日でも過ごせる見所があります。

弊社でもポロンナルワを含めたツアーを案内させていただいておりますので、是非ご確認ください。

スリランカの文化遺産全6ヶ所を巡る!モデルプラン スリランカ周遊 7泊8日

どうぞ、よろしくお願いいたします。

Text by Sanjib  Raj Khanal
Photo by Saiyu Travel