2018-11-15

象の孤児園 ピンナウェラ

アユボワン!
ネイチャーエクスプローラーの橋本です。

最近は年末年始関係のお問い合わせを多数いただいております。
スリランカで素敵な年越しができるよう、スタッフ一同フルサポートいたしますので、これから本格的にご旅行の計画を立てるという方、お問い合わせお待ちしております。

さて、本日は象の孤児園・ピンナウェラをご紹介します!
ピンナウェラの象の孤児園は、コロンボからシギリヤ・キャンディへ行かれる場合、途中にあるためよく日程に組み込まれている訪問地です。また、お子さまや象好きの方には人気の場所です。

ここは、その名の通り親を亡くしたり、はぐれてしまった子ゾウを保護している施設です。私が訪問した時には、他に怪我をしてしまったゾウもちらほらいました。
この施設で生育したゾウはその後寺院やゾウ使いの元へと引き取られていく仕組みになっています。1975年にスリランカ政府の野生生物保護局によって設立されたのが始まりです。

園内にはたくさんの象が保護されています
9時過ぎからミルクやり、10時ごろに水浴びのために川に移動しますので、その時間に合わせての訪問がお勧めです。

生まれたての象の赤ちゃん
なんと、なんと、私が訪問した時は、昨夜の夕方に産まれたばかりという赤ちゃんゾウがいました! 赤ちゃんはまだ足元もおぼつかない様子で、まだふらふら。そんな子ゾウをお母さん象が離れて行かないように鼻で子象の居場所を頻繁に確認して自分の元に寄せていたのがとても微笑ましかったです。永久に眺めていたい瞬間でした!!

その後、朝ごはんを終えたゾウたちは、車道を横切り移動をし、川まで行きます。ここで決まった時間に水浴びをしているのです。

ゾウの大移動。迫力あります。
川岸のレストランで待っていると、ゾウの行進を間近で見ることができます。なかなかの迫力です。

水浴びを楽しむゾウ
気持ちよさそう
お帰りの際は、象のフンで作るクラフト紙の工場もご見学下さい。大量にでるゾウのフンを再生紙としてよみがえらせ、コースターやノート、写真立て等の素敵で可愛い品に変身させています。ひとつひとつが手作りで味のあるものが多いです。
(私も今デスクでフンのコースターを使っています。丈夫なうえに可愛い!)。

フンのペーパーで作られたノート等
ピンナウェラの象の孤児園を訪問するツアーはこちら

Text by Hashimoto
Photo by Saiyu Travel