2019-06-20

【エレファントトランジットホーム】から学んだ!   スリランカゾウの生態

アーユボワーン!!!

ネイチャー・エクスプローラー・ランカの坂本です。
先日のウダワラウェ訪問は、本当に勉強になりました・・・

本日はスリランカゾウについて、「INFORMATION CENTRE」で学んだ
生態について、ご紹介させていただきます!

写真は、ヤーラやミンネリヤ、ピンナウェラ象の孤児院等、
スリランカのあらゆるところで出会ったゾウの写真をピックアップしております。

川を渡るゾウの家族♪in YALA

【EYES : 目】
ゾウの目は身体の大きさと比較するとかなり小さく、視野もそこまで広くありません。
鮮明に見えるのはおよそ10m先まで、とも言われているそうです。
目の位置も、周辺を見ることが限られる場所にあります。

親子のゾウ in YALA
確かに、身体が大きいから身構えることも多いですが、近づくとキョロっとした
可愛らしい目で癒される事も多いですよね。
大人の歩幅が1mとしたら、10歩分くらい先しかくっきり見えないなんて・・・
少し驚きました。


【EARS : 耳】
ゾウは耳がかなり特徴的のようで、形や色素、大きさによって
個体を識別する事ができるようです。
大きくて薄い外耳は自動車の機関冷却器(ラジエーター)のように機能し、
耳をバタバタすることで耳にある血管を空気にあてて冷やしているのだとか。

言われてみれば・・耳に斑点のような模様が見えるような・・・

【Trunk : 鼻】
ゾウの一番の特徴でもある、ゾウの鼻。長いもので2.5mにもなるそうです。
食事や水分補給、水浴びや他のゾウとの触れ合う時に利用したりと、
ゾウ社会においてはとても重要な役割を果たしているといえます。

子ゾウもしっかり鼻が長い!
いわれてみれば、おかあさんゾウが子ゾウと鼻を使って戯れている?様子は
よく見ますよね。なんだかほっこりした気持ちになります。


【BRAIN : 脳】
ゾウはとっても頭の良い動物です。
脳はあらゆる陸上哺乳類の中でも大きく、しわの数も多いそうです。


【TUSKS : 象牙】
象牙は上顎から生えており、常に成長し続けているそうです、
牙の1/3はゾウの頭に深く埋め込まれており、象牙のあるスリランカゾウは
オスの約7%にしかみられないそうです。

立派な象牙を持っているゾウ in Minneriya
貴重な象牙。野生のタスカー(象牙のあるゾウの呼び名)にサファリで出会えたら
かなりラッキーかも☆

【FEET : 足/爪】
スリランカゾウの多くの場合、前肢の爪は5個、後肢の爪は4個です。
足には衝撃を吸収する機能があります。

確かに・・・後ろの爪は4個!

この他にも、オス/メスの違いや食事に関して等、
インフォメーションセンターには詳しく説明がありました!

トランジットホームでのフィーディングタイムが終わった後に
ぜひ訪れてみてください!きっとゾウへの理解が深まる・・はずです!

これからはミンネリヤ国立公園でのサファリシーズン!
スリランカゾウの予備知識をもとにお出かけされてはいかがですか?

ご質問等がありましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。
■お問い合わせはこちらから■

↓弊社サイトで紹介している、ウダワラウェ訪問ツアーはこちら↓
■スリランカ版グランピング体験!ホエールウォッチングとウダワラウェ2泊3日 
■スリランカの森と海 ネイチャー・スペシャル9泊10日モデルプラン

Text by Reina Sakamoto