1972年に設立されてから、40年以上もの歴史を持つノリタケランカ。
途中、2009年まで26年間続いた内戦時も、操業をやめませんでした。
なぜ、そのような厳しい時代を乗り越えて、続けてこられたのでしょうか。
幹部社員にスリランカ人スタッフも!現地スタッフだけで操業できる工場
1つ目の理由に、経営の現地化があります。
今や千人を超える従業員を抱えているノリタケランカ。
彼らの昇進などのキャリアを明確にする工夫に取り組み、仕事に対するモチベーションを上げて日本人がいなくてもやっていける状態にあります。
こうして現地化されることによって操業を長く続けてこれたのです。
競争力になる現地スタッフ
従業員たちがノリタケを支えてきたことは大いにあります。
それは彼らが勤勉であり、手先が器用なことが高品位な製品を製造することにつながっていました。また安い経費で済むことも継続を持続できる理由でした。
国がノリタケを信頼している
最も大きな要因として考えられることが、日本人駐在員と現地スタッフがしっかりとした信頼関係にあることです。
さらにはスリランカの国全体がノリタケと良い関係にあることです。
内戦という厳しい時代にも操業を続けていたことが、スリランカがノリタケに対して好意的である最大の理由だと言われています。
スリランカ政府から外国人に送られる最高の賞、ラトナ勲章を3度も授与されています。
美しいティーカップセット。セイロンティーを淹れてみませんか? |